営業になった元SEの頭の中

約5年ほどのSE(インフラ)経験を経てIT屋の営業になったやつの頭の中。

渋谷の某ネットワークビジネス会社に連れて行かれて半ば出入り口を塞がれながら説明を聞かされた話

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今日はこんな記事書こうと思ってた訳じゃないのですけれど流石にこの気持ちをどこにもぶつけられないまま眠りにはつけなかったのでここでお話させてください。タイトルの通りですが渋谷にある某ネットワークビジネスという業態を主な生業とされている会社に連れて行かれた際の話です。

 

"際の話です。"というのも、実際はこの体験自体は少し前におこった出来事なのですが、性懲りも無く本日また別ルートからお誘いのお話をいただいてしまった為、私が勝手に激おこぷんぷん丸モードになって今ここに書き綴っております。

 

話を戻しまして。連れて行かれたという日の、事の発端は旧友からの「東京にいくから久しぶりにご飯でも行こうよ !! 地元の知り合いの人とかですごい尊敬できる人も一緒に行くから是非めそに紹介させてよ!!」という連絡でした。

 

学校を卒業して以来一度も連絡を取っていなかったのですが、Facebook等で繋がっており、元気にしているのは知っていましたので「おお !! いいよー!!」と、何の疑いも無く二つ返事で再会することが決まりました。( ちなみにこの時点で私はそのネットワークビジネスの会社が渋谷にあることを知りませんでした )

 

再会の当日、旧友は年上の男性1人 ( 同年代 ) と年上の女性 ( 元気なおばさま ) と年下の女の子2人の合計5人でやってまいりました。挨拶も早々に、ひとまずランチにしようかと、近くのイタリア料理屋さんに入りそれぞれの自己紹介を行いながら食事をしました。

 

私は人見知りをまったくしない性質なので、直ぐに皆さんと打ち解け ( たつもりになり ) 旧友の提案による集合写真に旧友の言われるがままのポーズで写真に写りました。 ( 謎のポーズはまた後ほど ) そして、食事の後は渋谷のショップを何件か皆で一緒にまわりました。

 

1時間ほどして、旧友が「ちょっと行きたい場所あるんだけどいいかな ? 渋谷に来たときには必ず寄る行きつけのショップなんだけど...」と言うので「勿論いいさー」とそのショップに行くことを許容しました。( まずここ後々のイライラポイントその1です )

 

歩いている最中、他のメンバーに「ショップってここから近いところなんですか?」と聞くも他のメンバーは「わかんないなー俺も行ったことないからなー」と返すので旧友のみの行きつけのお店なのかと思い込み、黙々と目的地を目指す一行についていきました。( ここイライラポイント2です )

 

目的地に到着しました。

 

おっふぅ...........んんっ !? 」

 

 

店内に入って気づきました。「これきいたことあるやつだ」と。しかし、ここまできてしまったからにはそそくさと帰るわけにも行きません。友人達が買い物終わるまではおとなしく待っていようと思い、ロビーをうろついていると友人達から「ちょっと見学していこうよ」と提案されました。純日本人気質な私は「いやいや、それは流石にねぇ~。もう出ようよ~。」なんていえるはずもなく、言われるがままにエレベーターで上の階へと連れて行かれました。

 

上の階では、主にセミナーが開催されているようでした。セミナールームから見える光栄は圧巻でした壇上にいる方が熱っぽく語る話を大勢が頷きながら、メモを取りながら、時には笑いながら必至に聞いていました。そしてそんな光景を横目に、私はとある個室 ( 休憩室? ) へと案内されました。

 

個室に通されると、「まぁまぁちょっと休憩していこうよ」と上座へと促されました。そして上座へ座らされた瞬間感じたのが、「あ、蓋された。」でした。

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 図を見ていただくと分かるとおりに、私はBさんがどいてくれないと出入り口に辿り付く事ができません。カウンターも直ぐ近くにあり、DさんとCさんはこちらの様子を伺っていました。

 

そしてついにその時がきます。旧友は「ちょっと見せたいものがあるんだけど・・・」と言ってカバンからタブレットを取り出しました。そして誰が作ったんだかも分からないような資料を慣れない手つきで操作しながらフワフワした計画性の微塵も感じられないただ熱っぽい風に聞こえるだけのような話を半ば一時間程度してくださりやがりました。

 

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話の要所要所にでてくる「成功者」。彼等はいったい何に成功したのでしょうか。( まぁ、誰だかわからない"成功者"と呼ばれている方々を批判する訳ではありませんのでこれ以上掘り下げません ) ( 余談ですが、最近12モンキーズという海外ドラマを見ているのですがそこで出てくる "目撃者" というのの方が誰なのか今とても気になってます ) 

 

因みに何故かプレゼン資料に出てくる人は大半が「ちょい日焼け」「髪は少しウェッティ」「ビジネスカジュアル」「謎のポーズ」が多かったです。与えるイメージが良いのでしょうかね?

 

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最終的に、話を全て聞き終わった後に旧友にこんな質問をぶつけてみました。「何月何日までにいくらの収益にする目標なのかスケジュールって今見せてくれる?」すると旧友は「いまそこのあたりつめてるところだからもう少し待って。」と返してきました。

 

おっふぅ...........なめとんのか ? 」

 

流石にプッツンきてしまっていた為、懇々と問い詰めてあげました。残りのメンバーの目の前で。( そのくせエレベータにはNOといえず乗ってきてしまう ) だって何を聞いても具体的な話しが一つも出てこないんですもん。小学生が「僕の将来の夢」作文読んでるみたいなんですもん。

 

その建物をでると私は足早に駅に向かい、挨拶も早々に済ませ旧友達と解散しました。

 

 

この記事を読まれた方の中にも、ネットワークビジネスをされてる方々は多くいらっしゃると思います。その方々の全員が全員こんなしょうもないやり口で商売しているとは思っていませんので、もし「いやそんなことしないわ」っていう方々は「今後の活動の注意点」として心の端にでも留めておいてください。もし「あぁ、この流れ俺と一緒」とかっていう人は「今すぐやめろ」お前センス無いから。

 

おっふ熱くなってしまいました。

 

そもそもネットワークビジネスっていうもの事態にはなんら抵抗を感じていないのですよ。ビジネスモデルとしてはまぁ上手く金稼ぐ仕組み考えたねって思えますし。ただ、イライラポイントとして挙げた様な、くだらない嘘ついてまで巻き込もうとすんなよって話です。

 

以上、ホットエントリーでした ( 色んな意味で )